頭を良くすることは難しい
人間の知能・IQは生まれつき決まっていて、変えることはできないとされている。(鍛えることはできない)
では、頭を良くするには?
鍛えられる脳の部位は、物を事を客観的に見る「クリティカルシンキング」・短期記憶能力をつかさどり、意識やメンタルのコントロールに使われる「ワーキングメモリ」
「ワーキングメモリ」は、集中力、自己コントロール能力、感情コントロール能力など様々なことに使われる情報を引き出すための短時間で情報を処理する能力。
ノーストラディア大学の研究
ワーキングメモリーを鍛えることのできる遊びとは⇒「木登り」
19歳から59歳の人々を三つのグループに分け、教室の中で、座学で新しい知識を学んでもらったグループ・ヨガを行ったグループ・木登りをしてもらったグループとした。2時間、これらを行ってもらい、その後、ワーキングメモリのテストを全員に行ってもらった。
結果、木登りしたグループだけが他のグループに比べて「1.5倍」もワーキングメモリが発達した。つまり、1.5倍も他のグループよりも頭良くなった。
ワーキングメモリーを鍛えると
新しいことを学ぶスピードが2倍早くなる
(飲み込みが早い)
他のワーキングメモリを鍛える方法
ポイントは、固有受容性のある運動
固有受容性のある運動
体が今どのような位置にあるのか、どのようなバランスを取っているかといったことに注目する運動のことである。
「ボルダリング」
体が今どのような状態にあるのか、次どのような岩をつかむもうかということを考えながら行うため、固有受容性が高い。
「トレイルラン」(山の中を走るランニング)
山中を走るのに、山の路面・地面の形状などを把握しなければならず、それに対応するためにワーキングメモリが鍛えられる。
周りの状況に常に対応しなければならくその時その時の体勢を整えるために、「ワーキングメモリ」を使うため、すぐにワーキングメモリが鍛えられていく。
天才はワーキングメモリが高いとされているq
成績が悪い子供・新しいことを学ぶことが苦手な人は、ワーキングメモリーが低いということが分かっている。集中力がない子供達もワーキングメモリを鍛えてあげた方が良い。
集中力を上げたい、メンタルを強くしたい、早く物事を身につけたいと思っている人は、「ワーキングメモリ」を鍛えるために固有受容性のある運動をするようにしよう!!